「就活塾は高いし、なんだかマイナスなイメージがある…」と思っている人は多いです。
しかし、本当にそうでしょうか?
実際には、就活塾を上手に利用し大手やホワイト企業の内定を勝ち取り、充実した社会人生活を送っている人はいます。
数十年と続いていたり、
完全返金保証制度のある
塾も増えています。
とはいえ、就活塾は高額であることは間違いありません。
そこで本記事では、就活塾の実態から就活塾以外の自己投資方法についてまとめて解説します。
意味ない?就活塾とは
就活塾とは、おもに新卒の学生を対象に以下のような指導をプロが支援してくれる機関です。
- 業界/企業研究
- 自己分析
- ES添削
- 模擬GD
- 模擬面接
「就職予備校」や
「就活スクール」
とも呼ばれる
就活塾の内定先は大手やホワイト企業も多い
参考)内定塾
就活塾の実際の内定先は大手企業やホワイト企業が多いです。
- 大手商社
- 外資系コンサルティング
- 大手メーカー
- 大手金融系
- その他ナショナルクライアント
塾のように志望企業に
あわせて具体的な対策を
するため内定率自体も高い
就活塾に在籍するのはプロ講師
就活塾に在籍するアドバイザーも以下のような経歴や肩書を持つプロが多いです。
- キャリアカウンセラー養成講師
- キャリアコンサルタント
- 人事部経験者
就活塾の料金は高すぎるわけではない
就活における自己投資という意味で、金額的には就活塾がもっとも高い投資と言えます。
就活塾の相場は10万円~30万円ほど。
たしかにこの金額
だけ聞くと高いと思う
かもしれません
しかし、次のような要素を考慮に入れると、「高い」とは言い切れないことがわかります。
- 就活でその後の40年以上の充実度が決まる
- 内定さえ取れれば給与でペイできる
- 学習塾や習い事と比べて高額ではない
学習塾や習い事と
比べれば就活塾の料金は
高いわけではない
その後の人生が変わる就活における自己投資の考え方
就職活動では以下が決まるといっても過言ではありません。
- 経済的自由度
- 時間的自由度
- 仕事の充実度/やりがい
企業を選び軸は、年収や休日日数だけではありません。
しかし、就活塾やその他自己投資をするかどうかで内定有無、内定先の企業レベルは確実に変わります。
就活で自己投資するかどうかで3200万もの開きが出る
以下は、平均年収(465万)や平均年間休日(120日)をもとにその差をシミュレーションした表。
自己投資するかどうかで年収や休日日数に開きがでるとします。
年収 | 生涯賃金 | 年間休日数 | 生涯休日数 | |
就活塾に通う場合 | 500万 | 2億円~ | 125日 | 5,000日 |
就活塾に通わない場合 | 420万 | 1.68億~ | 110日 | 4,400日 |
もちろん前提条件などは非常に単純化しています。
ただ、ごく平均的な学生の場合であれば、以下のような格差が生まる可能性があるということです。
休日:600日以上
このシミュレーションはやや乱暴かもしれません。
しかし、自己投資によって自分のレベルを上げ、年収や休日日数が少しでもよい企業に行くこと重要性がわかっていただけたと思います。
就活塾のメリットとデメリット
自己投資の重要性を説明してきました。
しかし、だからといって手放しで就活塾をすすめるわけではありません。
メリットとデメリットを
しっかりと見極めたうえで、
初めて自己投資すべき
就活塾のメリット
就活塾のメリットは以下通り。
- 効率がいい
- プロからアドバイスがもらえる
- 後悔がない
順番に解説します。
まわりよりも効率よく就活ができる
就活塾に入ることでライバルよりも効率的に就活をすすめることができます。
はじめての就活で「どうすすめればいいの?」とみんなが悩んでいる間にカリキュラムにそって進めることができるためです。
結果、人気企業の早期内定をとることに繋がります。
就活スタート時に
就活塾に入れば、
それだけ有利になる
就活のプロからアドバイスがもらえる
就活塾ならプロのキャリアカウンセラーやアドバイザーから直接アドバイスがもらえます。
予備校でも先生は
教えるプロですが、
この点は就活塾も同じ
しったかぶりの知人や再現性のないアドバイスをしてくる先輩に振り回されずに済みます。
就活で後悔しない
就活塾に限りませんが、就活中に自己投資をすることで後悔せずに済みます。
仮に就活がうまくいかなかった場合、以下のような想いを抱きます。
- もっと○○していれば…
- ○○を知っていれば…
どうしても行きたい
企業や志望度の高い業界が
ある場合はより悔やまれる…
だからこそ、未来の自分自身のためにもできる自己投資は惜しみなくすることが重要です。
就活塾のデメリット
もちろんデメリットもあります。
- 高額
- まわりからの印象がネガティブ
就活塾は高い
料金だけ見ると就活塾は高額です。
受験のための予備校は親が払ってくれたかもしれません。
しかし、就活塾代を自分のアルバイト代から捻出するとなると厳しいケースもあります。
入社後の初任給で返済
することを条件に親から
借りるのも1つです
就活塾の印象があまりよくない
学生の間では「就活塾」にネガティブな印象を持つ人も多いです。
次章で紹介する就活塾の「ヤバい噂」や通う人の割合が少ないのも敬遠される理由の1つです。
とはいえ、就活はその後の自分の人生の方向性を決めるイベントでもあります。
このため、まわりの
目は気にすべきではない、
というのが私の考えです
怪しい!就活塾についてのやばい噂
就活塾にネガティブな印象を持つ人がいるのは事実です。
以下のようなトラブルが原因だと言われています。
- 人格否定や洗脳
- カリキュラムがマルチ商法
- 高額教材の購入の強制
人格否定や洗脳がある
極めて少ないですが、一部の就活塾では人格否定に繋がる指導などがあるようです。
企業からの内定の
ためには自分を変える
必要があるのは事実。
ただ、行き過ぎた指導を行う塾には注意が必要です。
塾のカリキュラムがマルチ商法
内定後の『営業練習』と称して、就活塾の勧誘をさせられるケースもあるようです。
たしかに営業の練習方法としてはありかもしれません。
ただ、塾側の利益追求
のために利用されている
感じは否めない…
高額教材の購入の強制
入塾費用以外にも『追加カリキュラム』や教材の購入が可能な就活塾は多いです。
本当に内定に必要で
納得して購入するので
あれば問題ありません。
しかし、それらの購入を強制してくる塾もあるようです。
本記事で紹介したこれらのケースは極めて悪質なケースです。
予備校と同じで大手で運営歴の長い就活塾であれば、そこまで心配する必要はありません。
就活塾に行くべき?向いている人とそうでない人
ここまで紹介してきた就活塾のメリットとデメリットを踏まえ、就活塾をうまく使える人とそうでない人を解説します。
就活塾に向いていない人
以下のような人は就活塾には向いていません。
自力で十分、あるいは手の届く範囲でしっかり就活対策をおこなう方がよいです。
- 就活力が十分にある人
- 他力本願な人
- お金に一切の余裕のない人
就活力が十分にあり、内定まで自力でたどり着ける人
自力で第一志望群の企業から内定をとる自身がある人は就活塾にお金をつかう必要はありません。
「志望企業にいくために足りていないものはなにか」という視点で自己投資をすればOKです。
申し込んで満足し、他力本願な人
他人の力に依存傾向のある人も高額塾はおすすめしません。
もちろん塾側はサポートはしてくれます。
しかし、実際に行動するのはあなた自身のためです。
申し込んで満足して
しまっては、それこそ
お金のムダです。
お金に余裕のない人
お金にまったく余裕がない場合も就活塾には向いていません。
まずは、「就活塾以外に自己投資できるものがないか」を探しましょう。
その中から
ムリのない範囲で
投資すべきです。
就活塾に向いている人
次に就活塾に向いている人を解説します。
以下にあてはまるのであれば、就活塾以外でも積極的に自己投資して自分を変えていく必要があります。
- 実績はあるが内定が出ない人
- 特にアピールできることがない人
- 自分で改善できない人
もちろん、お金に
余裕があることは
大前提となります。
実績はあるが内定が出ない人
就活でアピールできる十分な実績があるにもかかわらず、内定がなかなか出ない人。
このような場合、「客観的なアドバイスをもらう」という意味で就活塾は1つの手段になりえます。
なぜなら、アピールの仕方が下手なため、企業側に魅力が伝わっていない可能性が高いためです。
特にアピールできることがない人
特にアピールできることがない人もプロのアドバイスをもらった方がスムーズに就活が進みます。
自分で改善できない人
就活塾以外の自己投資の仕方
次のような要素を考慮に入れると、「高い」とは言い切れないことがわかります。
- 就活でその後の40年以上の充実度が決まる
- 内定さえ取れれば給与でペイできる
- 学習塾や習い事と比べて高額ではない
アルバイトしか収入源のない大学生にとって、就活における自己投資の料金はけっして安い金額ではありません。
しかし、そこで意味ある自己投資ができるかどうかはその後の数十年に影響します。
また、就活で自己投資したお金は社会人になれば1ヶ月程度で稼ぐことができます。
さらに言えば、中高生を対象とした学習塾や習い事と比べたときに就活塾の金額感は相場と言えます。
短期的なお金の出費を
いやがって自己投資
できないのはハイリスク
エージェント
「面接を勝ち抜いた内定者がこっそり使っている就活おすすめサービス」をご覧ください。
各種書籍や教材
まとめ:就活時の自己投資は惜しまないこと
アルバイトしか収入源のない大学生にとって、就活における自己投資の料金はけっして安い金額ではありません。
しかし、そこで意味ある
自己投資ができるかどうかは
その後の数十年に影響する
また、就活で自己投資したお金は社会人になれば1ヶ月程度で稼ぐことができます。
短期的なお金の出費を
いやがって自己投資
できないのはハイリスク