録画面接を攻略！自己PR動画のカンペ活用方法と撮影のコツ【増える動画選考】

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録画面接とは＜自己PRを動画で表現＞

 

録画面接とは、指定のテーマに対して自分で動画を撮影/録画し提出する選考方法です。

以下が一般的な録画面接による動画選考の流れです。

 

動画選考が増える理由

採用活動の効率化やオンライン化に伴い、動画選考は増加傾向にあります。

とくに、以下のようにコミュニケーションスキルを重視する職種での採用が増えています。

 

録画面接とオンライン面接の違い

録画面接に似ている面接形式にオンライン面接があります。

しかし、両者の特徴は明確に異なります。

	録画面接	オンライン面接
リアルタイム性	なし	あり
提出作業	あり	なし
事前準備	一般的な面接よりも多い	一般的な面接と同じ
実施タイミング	選考ステップ初期	選考ステップ中期

オンライン面接の攻略方法については、「【オンライン（Web）面接の道標】カンペの注意点やスムーズに進めるコツを徹底解説」をご覧ください。

 

主要な録画面接ツール

動画選考には、専用のWEBツールが利用されることが多いです。

企業がつかうことの多い録画面接ツールには、以下のようなものがあります。

 

録画面接が実施された企業一覧

録音面接を取り入れている企業は右肩あがりに増えています。

大手企業やIT企業を中心に現在500社ほどが録音（動画）面接を取り入れています。

企業側としては、履歴書やESの情報からだけでは把握できないあなたのコミュニケーション力や（ルックスを含めた）雰囲気などを事前に把握したいという狙いがあります。

例えば、以下のような企業で録画面接の実施実績があります。

 

録画面接でよく聞かれるテーマ

 

履歴書やESからでは読み取りきれない人柄や印象などの把握を目的として行われる録画面接。

このため、以下のような質問がなされます。

 

録画面接のメリットとデメリット

 

応募者であるあなたにとってのデメリットとメリットについて解説します。

 

録画面接のデメリット

 

まずは、録画面接のデメリットを紹介します。

 

録画面接のメリット

 

続いて、録画面接の主要なメリットを紹介します。

 

録画面接での”音声カンペ”活用方法

 

リアルタイム面接ではないため、『録画面接はカンペを活用しやすい面接』と言えます。

録画面接でおすすめのカンペ活用方法は2つ。

 

”メモカンペ”活用方法

1つ目は、一般的なメモパターンのカンペです。

録画時に必要なことを予めポストイットなどに書いて見える位置に貼っておく方法です。

詳しくは、「オンライン（Web）面接時のカンペ活用方法」を参考にしてください。

 

”音声カンペ”活用方法

 

2つ目は、音声によるカンペ。

事前に話す内容を「スピーチ原稿」として文章に書きます。

それを音読しながら録音。その音声をイヤホンで聴きながら、面接を録画する方法です。

とくに企業から指定がなければ、録画面接でのイヤホン利用はまったく問題ありません。

スピーチ原稿の文字数目安

人間が1分間に話せる文字数の目安は300字だと言われています。

このため、録画面接の指定時間にあわせて、スピーチ原稿を用意しましょう。

録画面接の指定時間	原稿の文字数（目安）
1分	300文字
2分	600文字
3分	900文字

 

音声カンペのポイント

音声カンペのポイントは3つ

音声をカンペとして活用するため、聞いてる自分自信が理解できるよう上記を意識しましょう。

また、ぶっつけ本番はおすすめしません。

事前に音声をチェックし、「カンペとして活用できる音声であること」を確認しておきましょう。

 

メモカンペと音声カンペの比較

メモカンペと音声カンペを比較しました。

	メモカンペ	音声カンペ
準備	○ 必要事項をメモするだけ	△ しゃべる内容を 録画する必要あり
必要なもの	ポストイット （強粘着タイプ）	ワイヤレスイヤホン
おすすめする人	音声を追うのが苦手な人 ポイントさえカンペで 確認できれば回答できる人	音声を追いながら 話す方が安心できる人 メモを確認しながらだと 目線や口調が不自然になる人

しかし、メモをカメラ付近に貼ればこの問題は解決できるので自分に合った方選びましょう。

 

録画面接の注意点

 

録画面接は特殊な面接のため、注意すべき点も多いです。

気をつけないと、「せっかく撮影しているのに選考に全然進めない…」といったこともありえます。

 

第一印象や映り方に気をつける

録画面接でも対面の面接と同じように第一印象や映り方には気をつけましょう。

例えば、以下のような点に注意が必要です。

録画面接でよくあるNGな映り方

上記のように映り方でマイナスイメージを与えないよう注意が必要です。

照明については、後述します。

 

雑音などが入らないように撮影環境にも気をつける

動画面接の撮影は静かな場所で行いましょう。

せっかくよい内容を喋っていても、雑音が入ってしまうと台無しです。

自宅だと雑音が入ってしまう場合は、個室のレンタルスペースを借りるのもありです。

 

指定がなければ服装はスーツ

 

特に指定がなければ、服装はリクルートスーツが無難です。

もちろん、普段着で撮影するよう指示があった場合はその指示に従ってください。

その場合は、万人受けしやすい”オフィスカジュアル”を着て撮影するのが無難と言えます。

 

目線はカメラを見る

録画である以上、リアルタイムのオンライン面接以上に目線は重要なポイントになります。

カメラのレンズ＝面接官の顔だと思って撮影するのがコツです。

 

結論から話すように心がける

録画面接でも通常の面接と同じように設定された質問に対して結論から話すようにしましょう。

通常の面接であれば、わかりづらければ面接官が聞きかえしてくれます。

話す内容を事前にしっかりまとめたうえで、わかりやすく伝える工夫が必要です。

 

撮り直しには回数制限がある場合も

録画面接では、取り直し回数に制限がある場合があります。

事前に「何回まで撮影しなおすことができるのか」を確認してから動画を準備しましょう。

 

周囲と差をつける！録画面接のコツ

 

一般的な録画面接の注意点やカンペ活用方法を解説してきました。

ここまでは知ってさえいれば、あとは慣れの問題でもあります。

 

照明の色に気をつける

照明があなたの印象に及ぼす影響は思っているよりもおおｋ

1口に「照明」といっても、いくつか種類があります。

代表的なものは以下の3種。

照明の種類	電球色	昼白色	昼光色
録画面接への相性	○	○	△
色味	温かみのある暖色	太陽の明るさ （自然光）	青白い光
映り方	落ち着いた雰囲気	普段の見え方に近い	顔色が悪く映る 危険性がある
おすすめする人	とくに色白の人 顔に傷やニキビ などがある場合	肌の色が普通以上の人 活発さをアピール したい場合	基本的に録画面接 にはおすすめしません

録画面接向けのおすすめ照明器具

録画面接向けのおすすめ照明器具を紹介します。

	値段	色味変更	固定方法
LEDリングライト	1,600円	3色	机の端にネジ固定
LEDリングライト（Kimwood）	2,000円	5色	クリップ形式
LEDリングライト（Tinmiu）	3,500円	10色	スタンド形式

※値段は調査当時のものです。

もし迷った場合は、クリップ形式で簡単に固定でき、色味も十分な「LEDリングライト（Kimwood）」がおすすめです。

照明器具は、録画面接だけでなくオンライン面接にも使えます。

 

BGMを活用してみる

もし制約がなければ、BGMを活用して動画の情報量を増やすのも手です。

アピールしたい自分のイメージに沿った音楽を邪魔にならない程度で流してみましょう。

 

アピールのために背景や小物を使いこなす

あなたらしさを表現できるアイテムを活用するのもありです。

例えば、以下のような方法が考えられます。

 

まとめ：録画面接はカンペ＋ひと手間で周囲と差をつけられる！

 

録画面接でおすすめのカンペ活用方法は以下の2つ。

自分に合った方法を選べばOKです。

また、やや難易度は高くなりますが、録画で周囲と差をつけるテクニックは以下の通り。

 

だからこそ、本記事で解説したテクニックをつかうことで周囲と差をつけることができます。

録画面接以降には、リアル面接に進む企業がほとんど。

もし、面接に不安があれば、「面接で落とされる確率を限りなく0％に近づける方法」も参考にしてください。

 

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